ASEANの団体ツアー客、2月10日からビザなしで雲南・西双版納での出入国が可能に

人民網日本語版 2025年02月11日09:53

国家移民管理局は10日に公告を発表し、同日より、ASEAN(東南アジア諸国連合)からの団体ツアー客がビザなしで雲南省西双版納(シーサンパンナ)から中国に入国できるとする政策を実施することを明らかにした。これにより、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10カ国からの団体ツアー(2人以上のツアー)は、一般パスポートを持ち、中国国内の旅行会社の受け入れの下、西双版納の嘎洒(ガサ空港)、鉄道の磨憨駅、磨憨高速道路にある出入境審査所を経由して、ビザなし・団体での出入国が可能になる。旅行の活動範囲は同省西双版納傣(タイ)族自治州の行政区域内に限られ、滞在期間は6日間まで。新華社が伝えた。

同局の関係責任者によると、この政策は自主開放を秩序よく拡大し、雲南の南アジア・東南アジアと交流する中心地の建設を支援する重要な措置であり、西南地域の観光産業発展を推進し、中国とASEAN諸国の人的交流を促進し、中国とASEANの包括的な戦略的パートナーシップの深化に積極的な意義がある。今後、同局は移民管理分野の制度的開放を持続的に踏み込んで推進し、より多くの外国人が中国を観光やビジネス・貿易で訪れるようにし、インバウンド市場の発展に新たな原動力を持続的に注入し、中国のハイレベルの開放と質の高い発展に寄与するという。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年2月11日

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