民間企業座談会が伝えた重要なメッセージ

人民網日本語版 2025年02月18日15:24

習近平総書記は17日、北京で民間企業座談会に出席し、重要談話を発表した。これは民間企業及び民間経済に対する習総書記の関心と重視を強く示すものであり、民間経済の健全かつ質の高い発展の促進という重要なメッセージを発するものだった。新華社が伝えた。

■民間経済の発展に対する党と国家の基本方針に変更はない

中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)以来、習総書記は民間企業及び民間経済の発展を非常に重視し、民間経済の健全かつ質の高い発展の実現のために方向を指し示し、強い自信と原動力を与えてきた。

2023年の全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)の会期中、習総書記は「党中央は『2つのいささかも揺るがず』『3つの変わらず』を常に堅持し、民間企業と民間企業家を常に身内と見なしている」と強調した。

習総書記は今回の座談会で、「民間経済の発展に対する党と国家の基本方針は、すでに中国の特色ある社会主義制度体系に組み込まれており、今後も一貫して堅持し、実行していく。これを変更することはできず、変更することもない」と強調した。この揺るぎない発言は、民間経済の重要な成果と貢献を十分に肯定するものであり、民間企業家に改めて安心感を与えた。

■民間経済の発展には大きな将来性があり、大きな役割を果たせる

中国の大規模AIモデルは全世界を驚嘆させ、中国の電気自動車は優れた品質と高いコストパフォーマンスによって国際市場の支持を次第に獲得している。新たな道のりにおいて、中国の民間企業は困難を乗り越え、革新を追求し、強靭性と活力をはっきりと示している。

「現在、我が国の民間経済はすでに相当な規模を形成し、重要な比重を占めており、民間経済の質の高い発展の推進は強固な土台を備えている」「中国の特色ある社会主義制度は各方面で顕著な優位性を持ち、社会主義市場経済体制と中国の特色ある社会主義法治体系は不断に整備されており、民間経済の発展にとって強固な保障となるだろう」。今回の座談会において、習総書記は一連の分析と判断を示し、民間経済の発展が直面する機会と課題を正しく認識するよう促し、民間企業がより広い舞台で大いに力を発揮するための根本的な拠り所を示した。

■党中央の決定は全て断固実行されねばならず、手抜きは許されない

民間経済の発展を促進する政策措置を着実に実行することが、現在の取り組みの重点だ。習総書記は座談会で「党中央の決定は全て断固実行されねばならず、手抜きは許されない」と指摘した。

習総書記は今回の座談会で、現在及び今後一定期間における民間経済の健全かつ質の高い発展の促進に焦点を合わせ、全面的な方針を示した。「生産要素の法に基づく平等な使用、市場競争への公平な参加における様々な障害を断固として除去し、各種経営主体に対するインフラの競争的分野の公平な開放を持続的に推し進め、民間企業の資金調達の困難さや高コストの問題の解決に引き続き大きな力を注ぐ必要がある」「企業の苦境緩和のための諸政策を真剣に実行に移し、その精度を高め、総合的アプローチを重視し、全ての企業を平等に扱う必要がある」と強調した。

今回の座談会で習総書記は、民間企業及び民間企業家に対して、報国の志を胸に抱き、発展を図ることに焦点を合わせ、法を守って誠実に経営し、先に豊かになった者として共同富裕を促進し、中国式現代化の推進に新たな、より大きな貢献を果たすよう激励した。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月18日

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