習近平総書記「吉林省は新時代の東北地域の全面的振興を深く実行すべき」

習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は8日、中国共産党吉林省委員会と吉林省政府から活動報告を受けた際、「吉林省は新時代における東北地域の全面的振興の推進に関する党中央の戦略方針を深く実行に移し、国家の『5大安全』の維持における東北の重要な使命をしっかりと把握し、発展の立脚点を質の高い発展に据えることを堅持し、新たな発展理念を完全・正確・全面的に貫徹し、新たな発展構造に積極的に貢献し、融け込み、改革開放をさらに全面的に深め、好機を捉えて勢いに乗り、果敢に革新に取り組み、堅実に努力し、中国式現代化においてより大きな役割を果たす必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

習総書記は「質の高い発展にはイノベーションの主導と産業の支えが不可欠だ。実体経済という礎を堅固に守り、在来産業のモデル転換、競争優位産業の強化、新たな質の生産力の育成を統合的に計画・推進し、吉林省の特色を反映した現代的産業システムを構築する必要がある。科学技術革新と産業革新の深い融合を推進し、科学研究のリソースとパワーを整理統合し、イノベーションにおける企業の主体的地位を強化し、イノベーションの環境を最適化し、一部の重要な科学技術プロジェクトにおいて新たなブレイクスルーを遂げるよう努め、科学技術の成果を現実の生産力へと転換していく必要がある。生態環境保護とグリーン・低炭素発展を統合的に計画し、氷雪、自然景観、民族文化といった特色ある資源を利用して観光業を発展させる必要がある。地域間の協調ある発展を統合的に計画し、長春現代都市圏の建設を推進し、東北地域の他の省との協同・連動を重視し、融合的発展の構造を形成する必要がある」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年2月10日