浙江省寧波市、科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合を加速

人民網日本語版 2025年02月20日16:35

「発明特許取得件数は1万1000件で、知的財産権行政保護実績評価で4年連続で中国の先頭を走っている。中国初のデジタル人民元知的財産権証券化商品を発行。500件以上の甬江人材プロジェクトを厳選・支援し、35万人以上の大学生が寧波市に来ている。国家レベル博士研究員ワークステーションの数が過去最多となり、8万1000人の新しい高技能人材が加わった……」。寧波市の2024年のテクノロジーイノベーションの見所が多く、成果が満載だ。科技日報が伝えた。

浙江省の今年新春初の会議では、教育・科学技術人材の改革・発展の同時進行を重点的かつ着実に実施し、科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合を推進すると打ち出された。

浙江省党委員会常務委員で、寧波市党委員会書記の彭佳学氏は、「イノベーション主導を堅持し、科学技術人材教育の一体的な発展を推進し、科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合を促進する。寧波の特徴的な『520』科学技術イノベーションシステムと『361』現代化産業システムを構築し、産業発展の新たな優位性を形成する」と述べた。

2024年、鄞州区のGDPは3112億7000万元(1元は約20.7円)に達し、総額で歴史的な飛躍を実現した。鄞州区党委員会書記の沈敏氏は、「当区は科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合を推進する。社会全体のR&D経費投入強度(対GDP比)は3.6%で、有効発明特許保有件数は全市1位をキープし、浙江省『科学技術イノベーション鼎』を連覇した」と述べた。

寧海県党委員会書記の滕安達氏は、「科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合を加速させ、先端化、スマート化、グリーン化発展をめぐり、『文化+ヘルスケア』『太陽光発電+エネルギー貯蔵』『金型+新エネルギー自動車部品』の3大主導産業を強化する。ロボット、新素材、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)、バイオ医学などの新興産業の発展を加速させ、デジタル変革2.0の取り組みを深める」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年2月20日

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