中国がソフトパワーで世界第2位に

人民網日本語版 2025年02月21日14:30

「グローバル・ソフトパワー・インデックス2025」が20日、英国ロンドンで発表され、中国はソフトパワーランキングで昨年の第3位から第2位に上昇した。首位は米国が維持し、第3位から第5位は英国、日本、ドイツの順だった。

英国のコンサルティング会社「ブランド・ファイナンス」の発表した同インデックスからは、中国が2024年以降、ソフトパワーの主要8項目のうち6項目、及び具体的指標の3分の2において顕著に成長したことが分かる。こうした成長は、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの推進、持続可能な発展の強化、国産ブランドの影響力の持続的な高まりなどによるものだとされる。

「ブランド・ファイナンス」のデイビッド・ヘイ社長は「中国のソフトパワー投資の成果がはっきりと現れつつある。中国のソフトパワーは2025年に初めて英国を抜いて第2位となった。これは、経済的魅力のたゆまぬ高まり、文化的特色の発信、安全保障やガバナンスの強化などの成果を反映している」と述べた。

「ブランド・ファイナンス」は世界100ヶ国以上・17万人余りの回答者を対象に調査を行い、国連加盟193ヶ国の国際的なイメージを評価しており、世界で最も包括的な国家ブランド認知度調査の1つだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月21日

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