ITTF-ATTUアジアカップ2025の男女シングルスで中国が金銀銅メダルを総なめ
第34回ITTF-ATTUアジアカップ2025が2月19日から23日にかけ、広東省深セン市で開催された。最終日となった23日には、中国の王楚欽選手が男子シングルスで、同じく中国の王曼昱選手が女子シングルスで優勝し、男子シングルスと女子シングルスで中国が金銀銅メダルを総なめにした。人民日報が報じた。
今大会の男子シングルスと女子シングルスには、それぞれ32人の選手が出場した。中国からは男女各6人が出場し、 グループステージの第三戦が終わった時点で、全員がトーナメント進出を果たした。
23日夜にまず行われた女子シングルスの決勝戦では、ともに世界ランキング上位に名を連ねる中国の孫穎莎選手と王曼昱選手の戦いとなった。最終的に、王選手がカギとなる場面で果敢に攻めて勝利を手にした。同大会の女子シングルスで王選手が優勝するのはこれが初めてとなる。
男子シングルス決勝も、王楚欽選手と梁靖崑選手という中国選手同士の戦いとなり、王選手が常に主導権を握り続け、最終的に4対0で勝利し、同大会の男子シングルスで自身にとって初の優勝を手にした。
また女子シングルスの3位決定戦では、中国の蒯曼選手が4対0で、同じく中国の陳幸同選手を破り、銅メダルを獲得した。男子シングルスの3位決定戦は、林詩棟選手が4対0で台湾地区の林昀儒選手に勝利し、銅メダルを獲得した。
国際卓球連盟(ITTF)が最近発表したルールによると、今大会でベスト4入りした選手は、4月に澳門(マカオ)特別行政区で開催されるITTFシングルスワールドカップの出場権が与えられる。孫穎莎選手は、前回のITTF世界選手権で優勝したため、その時点で出場権が与えられている。また今回ベスト4入りした王曼昱選手、蒯曼選手、陳幸同選手、王楚欽選手、梁靖崑選手、林詩棟選手も出場権を手にした。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年2月24日
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