外交部「中国は世界経済の発展にさらなる安定性をもたらす」

現在、世界情勢の動揺が激化し、世界経済の直面する不安定化要因と不確定要因が倍増している。外交部（外務省）の林剣報道官は27日の定例記者会見で、「中国は揺るぎなく『エンパワーメント型大国』としての役割を果たし、世界経済の発展にさらなる安定性と確実性をもたらしていく」と述べた。

林報道官は「中国は常に世界経済の安定化装置の役割を果たしてきた。世界第2位の経済大国である中国は世界の成長に年平均で約30％寄与しており、150以上の国や地域にとって主要な貿易パートナーであり、世界最大の物品貿易国、世界第2位の輸入国の地位を長年連続で維持し、グローバルな産業・サプライチェーンの安定性と円滑性において不可欠な存在となっている。中国は普遍的に恩恵をもたらすインクルーシブな経済のグローバル化を提唱しており、自国第一や一国主導ではなく、各国が共に経済発展のパイを大きくして分かち合い、平等に参加・受益できるようにする方針を堅持している。中国は近年、新たな質の生産力の発展を加速させ、中国経済の質の高い発展を推進することで、世界経済のモデル転換と高度化に原動力をもたらしている。中国は高水準の開放拡大を堅持し、より良いビジネス環境、ネガティブリスト項目の削減によって、超巨大市場のもたらす特別な利益を各国の企業に提供している。中国はグローバル・コネクティビティ協力を深め、国際定期貨物列車『中欧班列』や西部陸海新ルートなど迅速で利便性の高い物流ネットワークによって、沿線地域の繁栄と住民の所得増加を牽引している。中国は引き続き発展を国際的アジェンダの中心に据え、人類運命共同体の理念を堅持し、揺るぎなく『エンパワーメント型大国』としての役割を果たし、世界経済の発展にさらなる安定性と確実性をもたらしていく」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年2月28日