ノービザ措置を利用してクルーズ船で訪中する外国人が増加
人民網日本語版 2025年02月28日09:56
上海の浦江の両岸の夜景と「共演」する外国クルーズ船「セブンシーズ・エクスプローラー」 (2月25日撮影・葉国豪) 。
上海出入国総検査所・浦江検査所は26日、今月中に、すでにクルーズ船8隻が上海に寄港したことを明らかにした。うち、2000人以上の外国人が、クルーズ船で中国に入国する外国人団体旅行客を対象にノービザ滞在できる措置を利用して中国に入国したという。中国新聞網が報じた。
外国クルーズ船「セブンシーズ・エクスプローラー」が26日に、2日間の上海訪問を終えて、韓国の釜山に向けて出港した。その乗客約700人のうち、97%以上の外国人が上記のノービザ措置を利用して中国に入国した。妻と一緒に久しぶりに上海に来たという米国人のファワズさんは取材に対して、「磁気浮上式リニアモーターカーを体験したほか、城隍廟や東方明珠(テレビ塔)を観光した。15日間のノービザ措置はとても便利。機会があればまた是非来たい」と語った。
2016年10月10日から、上海はクルーズ船で中国に入国する外国人団体旅行客を対象にした、ノービザ滞在の措置のテスト実施を始めた。その後、中国国家移民管理局は2024年5月15日から、中国の全てのクルーズターミナルにおいて同措置を実施することを発表した。浦江検査所の統計によると、2016年10月10日から現在に至るまで、延べ約4万人の外国人が同措置を利用して中国に入国した。
2025年の第1四半期(1‐3月期)、通年の30%を占めるクルーズ船16隻が上海に寄港するとみられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年2月28日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn