ASEAN諸国初のビザなしで入国する観光団が雲南省西双版納に到着
人民網日本語版 2025年02月20日16:35
タイから来た観光客のサティさんはスーツケースを引いて、タイとラオスから来た他の14人の観光客と一緒に中国ラオス鉄道西双版納(シーサンパンナ)駅を出た。駅の前では一行の訪れを歓迎する水かけセレモニーが行われ、傣(タイ)族の踊りも披露された。新華社が伝えた。
これは、ASEAN諸国からの観光団が雲南省西双版納傣族自治州から中国に入国する場合、ビザを免除するとした措置を受けて入国した初の観光団だ。旅行会社の周到な手配により、観光客は西双版納の自然風景を楽しむだけでなく、現地の美食や民族情緒を体験することができる。
タイから来た退職教員のスミタさんは、「これまで西双版納に関する本をたくさん読んできて、ずっとこの地に憧れていた。今回ついにここまで来る機会があった。特に傣族の文化を深く理解したいと考えている」と期待を語った。
「これからもっと忙しくなるよ」と話す玉罕拉さんは流ちょうなタイ語を話す中国現地ガイドだ。ASEAN諸国からの観光客を迎えるため、旅行会社はインバウンドツアー商品の開発を急ピッチで進めているという。
国家移民管理局は先に公告を発表し、2月10日より、ASEAN諸国から観光団を対象に雲南省西双版納から中国に入国する場合にビザを免除する措置を実施すると明らかにした。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年2月20日
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