中国ラオス鉄道による国境を越えた観光が引き続き人気
雲南省の昆明南駅からラオスのビエンチャン駅に向かう列車「D87号」で、マレーシアから来た中国系の観光客の湯雪霜さんは、「中国ラオス鉄道は本当に速いし、すごく便利」と感嘆の声を上げ、「中国に旅行に来たのは今回が2回目。1回目に飛行機で来た時に比べて、鉄道だと沿線の風景をもっとよく眺めることができるし、よりよい体験ができる」と話した。
ガイドの玉約さんによると、湯さんが参加したツアーの一行43人は、雲南省西双版納(シーサンパンナ)を訪れるため、ラオス、タイ、マレーシアから来ており、平均年齢は60歳近い。そのうちマレーシアからの観光客はクルーズ船でタイに行き、バスに乗り換えてラオス・ルアンパバーンに移動し、さらに中国ラオス鉄道に乗り換えて中国に来たという。
玉さんは、「雲南省国際旅行社西双版納支社」所属のガイドで、西双版納に在住し、ラオス語、タイ語、マレーシア語に精通していることから、ツアー客の人気者になっている。「中国ラオス鉄道が私たちの観光産業に新たなチャンスをもたらした。ここ3ヶ月近くは、あまり休みが取れない状態で、今月だけで海外からの5つの団体ツアーを担当してきた」と玉さん。
中国ラオス鉄道の速さと便利さにより、昨年の冬以来、中国の寒冷地域の高齢者が次々に西双版納を訪れてウェルネスライフのために滞在するようになったほか、雲南はASEAN諸国からの観光客、とりわけ高齢者にも人気があり、中国ラオス鉄道にはたびたび「シルバー族」冬の国境を越えた観光ブームの波が押し寄せるようになっている。
今年に入り、ASEAN諸国からの観光客の西双版納旅行の予約件数は前年同期の2.5倍以上増となった。ASEAN諸国の中でも、タイとマレーシアは今年、西双版納を訪れる観光客の送り出し国トップ10に入っている。
中国ラオス鉄道の便利さと中国の査証(ビザ)免除措置により、同鉄道が持つ推進の役割がこれからさらに顕在化する。今年1月だけで、同鉄道により中国を出入国した人は同63%増の延べ2万9964人に達した。同時に、同鉄道経由で輸送された輸出入品は同7%増の47万8000トン、輸出入額は同2%増の13億3000万元(1元は約20.9円)になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年2月18日
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