【王毅外交部部長記者会見】成熟し安定した中露関係は新型大国関係の前列にある
人民網日本語版 2025年03月07日12:22
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第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議は北京時間3月7日午前10時に「中国外交政策と対外関係」について記者会見を行い、王毅中共中央政治局委員(外交部部長)が国内外の記者からの質問に答えた。
王氏は「国際環境がいかに変化しようとも、中露友好という歴史的ロジックは変わらず、内生的原動力が減じることはない。双方は歴史の経験をしっかりと総括し、恒久的な善隣友好関係であることを決め、包括的な戦略的パートナーシップを展開し、互恵・協力・ウィンウィンの関係を求めている。なぜなら、こうすることが両国人民の根本的利益に最も適っており、時代の発展と進歩の方向とも合致しているからだ。中露はすでに「同盟を結ばず、対抗せず、第三者を標的としない」という付き合いの道を見つけ出し、新型大国関係の前列にあり、隣国関係の手本となっている。成熟し、強靭で、安定した中露関係は、一時的な事で変わらず、ましてや第三者の干渉によって変わることのない、激動する世界における定数であり、地政学的な駆け引きにおける変数ではない」とした。
また、王氏は「今年は第二次世界大戦勝利80周年に当たる。双方はこの重要な歴史的節目を共に記念することを契機とし、正しい第二次世界大戦の歴史観を発揚し、第二次世界大戦の勝利の成果を守り、国連を中心とする国際体系を維持し、国際秩序がより公正で合理的な方向へと発展するよう後押ししていく」とした。(編集AK)
「人民網日本語版」2025年3月7日
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