王毅氏、パレスチナ問題の解決に向けた中国の主張を語る
人民網日本語版 2025年02月24日14:42
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は英国・アイルランド訪問、第61回ミュンヘン安全保障会議への出席、米ニューヨークでの国連安保理ハイレベル会合の主宰、南アフリカでの主要20ヶ国・地域(G20)外相会合への出席を終えて、22日に中国メディアのインタビューに応じた。新華社が伝えた。
次の段階においてパレスチナ問題の解決を後押しするうえでの中国の主張について問われた王氏は、次のように答えた。
当事者は、停戦合意の実行を続け、建設的姿勢で後続の交渉を加速させるべきだ。ガザとヨルダン川西岸はパレスチナの人々の故郷であり、政治的取引のカードではなく、国際政治の犠牲となるべきではない。「パレスチナ人によるパレスチナ統治」は、戦後のガザ統治において堅持すべき重要な原則であり、我々はアラブ諸国の正当な立場を支持する。ガザの復興においては、まずパレスチナ、特にガザの人々の意志を尊重して、各方面共に受け入れ可能な計画を早急に策定すべきだ。
ガザ衝突は、パレスチナ問題が常に中東問題の核心であることを改めて示した。「二国家解決」は様々な困難に直面しているものの、この正しい方向性を揺るがず堅持するべきだ。パレスチナ各派は「北京宣言」をしっかりと実行に移し、団結・自強を実現する必要がある。中東各国は意見の隔たりを越えて、パレスチナ国家の建設を支持する必要がある。国連は行動を起こし、パレスチナを正式な加盟国として受け入れる必要がある。
中国は、パレスチナ問題の包括的で公正かつ永続的な解決と中東地域の長期的な平和・安定の実現を後押しするため、引き続き努力していく。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年2月24日
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