【習近平総書記の関心事】科学技術革新が産業革新を先導
習近平総書記は近年、科学技術革新と産業革新について「科学技術革新によって産業革新を先導し、新たな質の生産力を積極的に育成し、発展させる必要がある」「新エネルギー、新素材、先進製造、電子情報など戦略的新興産業を積極的に育成し、未来産業を積極的に育成し、新たな質の生産力の形成を加速し、新たな原動力を強化・発展させる」と繰り返し指示している。新華社が伝えた。
東部の発展した省から西部の低開発地域まで、在来産業から戦略的新興産業、さらには未来産業の最前線に至るまで、各地・各業界は習総書記の指示を実行に移し、「革新」へ向けて進み、イノベーションの成果を質の高い発展を支える強力な原動力へと変えている。
恒力集団傘下の江蘇恒力化繊股份有限公司では、一束の柔らかい「糸」が数トンの物を吊り上げるという驚くべき光景が見られる。今や恒力の生産する工業用繊維は、自動車の安全装置、環境保護フィルター、石油・天然ガス輸送などの分野で幅広く活用されている。過去5年間、同社は「スマート化・デジタル化・ネットワーク化」を加速させ、年間生産量20万トンの工業用繊維生産ラインを3つ新設。1人当たり生産量を30%増やし、良品率を2%高めた。
サファイアと聞いてまず思い浮かぶのは、眩く輝く宝飾品だろう。しかし、寧夏回族自治区の賀蘭山の麓にある晶盛機電寧夏新材料産業園では、工業用のサファイアが宝飾品とは別の産業構造を構築している。工業用サファイアは高硬度・高強度・高温耐性・優れた透光性を備え、光学電子機器や5G通信などの分野で幅広く活用されている。寧夏鑫晶盛電子材料有限公司の展示ホールを訪れると、大型工業用サファイア結晶から、精密にカットされた棒状・タイル状・薄片状の結晶、さらにLED照明用チップ、スマートフォンのパネル、スマートウェアラブルデバイスまで、全ての展示品に「中国智造(中国のスマート製造)」の印が刻まれている。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年3月19日
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