外交部「中国は米国の圧力や覇権行為を断じて受け入れず」

人民網日本語版 2025年04月10日14:33
外交部「中国は米国の圧力や覇権行為を断じて受け入れず」

米国政府が中国からの輸入品に対する「相互関税」の税率を34%から84%に引き上げると発表したことに対し、外交部(外務省)の林剣報道官は9日の定例記者会見で、「中国国民の正当な発展の権利を剥奪することは許さず、中国の主権・安全保障・発展上の利益を侵害することは許さない。我々は引き続き断固たる力強い措置を講じ、自らの正当な権益を守っていく」と述べた。

林報道官は「米国は中国に対して関税を乱発し、ひたすら最大限の圧力をかけている。中国は、このような覇権行為に断固として反対し、断じてこれを受け入れない。もし米国が本当に対話や交渉を通じた問題解決を望んでいるのであれば、平等・尊重・互恵の姿勢を示すべきだ。もし米国が両国及び国際社会の利益を顧みず、頑なに関税戦争や貿易戦争を行うのなら、中国は必ず最後まで相手をする」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年4月10日

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