トランプ米大統領が50％の追加関税を示唆、中国外交部「断固反対」

トランプ米大統領は米東部時間4月7日、中国側が34％の対抗関税を撤廃しなければ、中国に50％の追加関税を課すと発表した。これに対し、中国外交部（外務省）の林剣報道官は、「米国側の関税乱発は各国の正当な権益を深刻に損ない、世界貿易機関（WTO）の規則に深刻に違反し、規則に基づく多国間貿易体制を深刻に損ない、世界の経済秩序の安定を大きな打撃を与えるものであり、典型的な一国主義、保護主義、経済的暴力であり、国際社会の普遍的な反対を受けている。中国側はこれを強く非難し、断固反対する。貿易戦争と関税戦争に勝者はなく、保護主義に活路はない。中国は事を起こすことはないが、事を恐れもしない。圧力と脅威は、中国と付き合う正しい方法ではない。中国側は必ず必要な措置を講じて、自国の正当な合法的権益を断固として守る」と述べた。（編集LX）

「人民網日本語版」2025年4月8日