南京市の自動運転バス第1弾が道路テストの段階に
人民網日本語版 2025年05月13日13:53
5月11日午前、L4レベルの自動運転バスが江蘇省南京市秦淮区にある白下ハイテク区管理委員会を出発し、テスト道路を通って南部新城管理委員会に向かった。これは南京市で現在道路テストが行われている初の自動運転バスだ。南京公共交通集団によると、自動運転バス第1弾は5月末までに道路テストを終え、7月上旬には市民が無料で試乗体験を予約できるようになる見込みだ。中国放送網が伝えた。
今回テストされている「小藍鯨(シャオランジン)」自動運転バスは、開沃(カイウォー)グループの創維汽車(スカイワース)が南京の路線バス向けに特別開発したもので、L4レベルの単体インテリジェント自動運転技術を採用し、LiDAR(ライダー)、全方位監視カメラ、全方位運転支援レーダーを搭載し、強力な環境認識能力を備えている。高精度センサーやインテリジェントアルゴリズムなどを通じて、道路状況、障害物、交通信号を正確に識別でき、自動発進・停止、自律的な経路計画、自動障害物回避などの機能を有し、安全走行を強力にサポートする。
走行テスト中の自動運転バス。写真提供:南京公共交通集団
道路テスト段階では主に車両性能のテストが行われ、4月28日から1000キロメートル以上または240時間以上の走行テストを実施し、今後の実証応用段階や実証運営段階に向けた技術的サポートと保証を提供する。道路テスト終了後、南京市のスマートコネクテッドカー道路テスト・実証応用共同作業チームの審査・承認を経て、実証応用段階に移行する予定だ。その後、南京公共交通集団はオンライン予約による無料試乗体験サービスを開始し、市民はスマートバスの技術的魅力を実際に体験できるようになる。(編集SC)
「人民網日本語版」2025年5月13日
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