新疆のスマート鉱山を訪ねて、1人で100台の自動運転鉱山トラックを制御可能
人民網日本語版 2025年05月20日16:09
新疆哈密(ハミ)三塘湖鉱区石頭梅1号露天掘鉱山の作業現場で18日、積載重量70トンの自動運転鉱山トラック91台が、1回当たり平均時速20キロメートルのペースで整然と石炭を4−5キロメートル離れた破砕場に運んでいた。高度に自動化された輸送プロセスを通して、重要な石炭資源の効率的な供給が確保されている。中国新聞網が伝えた。
これらの自動運転鉱山トラックに搭載されたスマート運転システムは、複数センサーによる感知、 インテリジェントな意思決定、精密な制御技術を融合しており、人による運転よりも安全性と信頼性が大幅に向上している。同時に燃料・電気ハイブリッド駆動方式の採用により、エネルギー消費を削減しつつ運用の経済性をさらに高めている。新疆哈密三塘湖エネルギー開発建設有限責任公司の劉富有チーフエンジニアは取材に、「自動運転鉱山トラック91台の大規模運用は、約200人分の人件費削減に相当し、科学技術の力によりコスト削減・効率向上、安全生産の両立を実現し、スマート鉱山建設の模範事例となっている」と説明した。
同露天掘鉱山は、哈密市巴里坤哈薩克自治県三塘湖鉱区中央に位置し、資源埋蔵量は35億7500万トン、鉱区面積は102.75平方キロメートル、露天掘鉱山の認定生産能力は年間3500万トン。「疆電外送(新疆から電力の域外送電)」「疆煤外運(新疆から石炭の域外輸送)」および哈密北新型総合エネルギー拠点建設における重要な石炭供給源となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年5月20日
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