中国主導のバリアフリー推進国連決議文を展示 北京の国家バリアフリー環境展示館

人民網日本語版 2025年06月30日16:06

中国が国連人権理事会で主導した「バリアフリーの推進による全ての人の人権享有の促進」決議の国連公用語6言語による決議文が28日、北京市の国家バリアフリー環境展示館に展示された。新華社が伝えた。

決議文の収蔵式は、在ジュネーブ国際機関中国政府代表部と中国障害者支援ボランティア協会が、ジュネーブと北京をビデオ中継で結ぶ形で共同開催。在ジュネーブ国際機関中国政府代表部の陳旭常駐代表は「中国は国連人権理事会において、共同発言やサイドイベントの開催、決議提出の主導、展示会の開催などの取り組みを通じて、世界のバリアフリー事業の発展に中国の知恵で貢献してきた」と述べた。

中国はバリアフリーの理念、立法、実践のいずれにおいても世界をリードしている。2024年10月の国連人権理事会第57回会合で、中国がカメルーン、ホンジュラス、パキスタン、トルコなど30ヶ国を代表して提出した「バリアフリーの推進による全ての人の人権享有の促進」決議が総意として採択された。これは国連の歴史において初となる、バリアフリーを専門に扱った決議だった。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年6月30日

注目フォトニュース

関連記事