上海淞滬抗戦記念館、仏人寄贈の抗日戦争写真を公開
人民網日本語版 2025年09月05日16:05
上海淞滬抗戦記念館で2日、フランス人のマルクス・デトレーズ氏が寄贈した、八一三淞滬会戦(第二次上海事変)時に撮影された貴重な写真の数々が初めて公開された。3日から一般公開となった。新華社が伝えた。
これらは1930~50年代に現像された618枚の写真で、デトレーズ氏が在フランス中国大使館を通じて中国側に寄贈したものだ。専門家による鑑定と館側の選定を経て、今回は88枚が展示されることとなった。いずれも淞滬会戦と密接に関係するものであり、珍しいシーンのものを含む。
中には、当時の上海フランス租界の高所から撮影された珍しい写真が何枚もあり、1937年8月中下旬に上海南市地区(現在の黄浦区)に対して行われた爆撃の光景が記録されている。また、別の高所から上海北西方面を撮影した写真には、滬西地区への爆撃による被害状況が記録されている。淞滬会戦関連の古い写真にラースロー・フーデックの設計したノルマンディー・アパートメント(現在の徐匯区・武康大楼)が写っているのが確認されたのは、これが初となる。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年9月5日
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