中国公共外交協会会長「グローバル・サウスはグローバル・ガバナンス整備の鍵を握る勢力に」

人民網日本語版 2025年09月08日14:05

「グローバル・サウス」メディア・シンクタンク・ハイレベルフォーラム2025が6日、雲南省昆明市で開幕した。中国公共外交(パブリック・ディプロマシー)協会の呉海龍会長はスピーチで、「グローバル・サウスは国際問題における発言力、代表性、影響力を次第に高めており、『サウスの台頭、ノースの相対的低下』はもはや阻止できない大きな趨勢となっている。グローバル・サウスは世界平和の維持、グローバル発展の促進、グローバル・ガバナンスの整備において鍵を握る勢力となっている」と述べた。新華網が伝えた。

呉会長は「中国はグローバル・サウスの揺るぎない支持者であり、当然ながらその一員でもある。中国の打ち出したグローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブ、そして新たに打ち出したグローバル・ガバナンス・イニシアティブは、いずれもグローバル・サウス全体の利益を出発点とし、共通の発展観、安全保障観、文明観、ガバナンス観を体現している」と強調。

グローバル・サウスのメディアとシンクタンクに対して、グローバル・サウスの共通利益を守り、団結と協力を促進し、合理的な主張を広めること、「グローバル・サウス・メディアシンクタンク・ハイレベルフォーラム」という場を活用して、グローバル・サウスの声を発し、団結と協力という主旋律を奏で、人類運命共同体を共に構築していくことを訴えた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月8日

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