新疆の建設と発展に関心を寄せてきた習近平総書記の物語
新疆維吾爾(ウイグル)自治区の成立から今年で70年になる。習近平総書記は常に新疆とその各民族の人々を関心を寄せてきた。中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)以来、習総書記は新疆視察を重ね、第2回・第3回中央新疆政策座談会に出席して重要談話を発表し、新疆の安定と発展の進路を定め、導いてきた。ここでは、新疆の建設と発展を関心を寄せてきた習総書記の物語を共に振り返ろう。新華網が伝えた。
■中華民族共同体意識を心の奥深くに根づかせる
2022年7月13日、習総書記は新疆維吾爾自治区博物館を訪れた。展示ホールで、習総書記は深い感銘を受けた様子で、「中華文明の奥深さは計り知れず、悠久の歴史を持ち、各民族の優れた文化が融合して成り立ったものである。我々は新疆の歴史をよく研究し、新疆の歴史が中華民族の交流の中で形成された歴史であることを真に認識する必要がある。そうすることで、中華民族が多元一体であることもより強く証明できる」とした。
2020年9月の第3回中央新疆政策座談会で、習総書記は「中華民族共同体の歴史、中華民族の多元一体構造の研究を強化し、中華民族共同体意識の教育を新疆の幹部教育、青少年教育、社会教育に組み込み、正しい国家観、歴史観、民族観、文化観、宗教観を確立するよう各民族幹部・大衆を教育・誘導し、中華民族共同体意識を心の奥深くに根づかせる必要がある」と強調した。
■核心地帯・ハブ地帯
新疆は古代シルクロードの核心地帯に位置する。「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設イニシアティブを打ち出してから半年後の2014年4月、習総書記は新疆を視察した。習総書記は「新疆はシルクロード経済ベルトの建設において代替不能な地位と役割を備えている。この歴史的機遇をしっかりと捉え、自らの地域的対外開放戦略を国家の『シルクロード経済ベルト建設』と『西への開放』という全体構想に融合させる必要がある」と強調した。
その8年後、習総書記は再び新疆を視察し、烏魯木斉国際陸港区を訪れた。大型スクリーンには霍爾果斯(コルガス)通関地、阿拉山口(アラシャンコウ)通関地の作業エリアのリアルタイム映像が映し出されていた。広軌と標準軌の変換が秩序よく行われ、新疆を拠点に国内に輸入されるものもあれば、新疆を経由して国外へ輸出されるものもあり、新疆が国際貿易において持つ優位性と機会が示されていた。
2022年のこの視察で、習総書記は「新疆はかつて内陸の一省だったが、『一帯一路』によって変わった。ここはもはや辺境地帯ではなく、核心地帯となり、ハブ地帯となったのだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年9月24日
注目フォトニュース
関連記事
- 習近平総書記が全国の農民と「三農」の第一線で働く人々にメッセージ
- 習近平総書記の重要論文「全国統一大市場の構築を徹底して推進」が雑誌「求是」に掲載
- 習近平総書記が中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念大会で重要演説
- 習近平総書記が新疆各民族・各界代表と接見
- 習近平総書記が全国特別任用教師代表を激励
- 習近平総書記と彭麗媛夫人が外国の代表団団長及びその配偶者を出迎え
- 習近平総書記が新疆維吾爾自治区成立70周年祝賀行事出席のため烏魯木斉入り
- 中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事総括会議が開催、習近平総書記が準備運営代表らと接見
- 朝鮮建国77周年、習近平総書記が金正恩総書記に祝電
- 習近平総書記が朝鮮の金正恩総書記と会談
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn