ガザ衝突に関する第1段階合意について王毅氏が立場を表明
人民網日本語版 2025年10月13日14:10
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は10日、訪問先のスイス・ベリンツォーナで同国のカシス連邦参事会参事兼外相と共同記者会見に臨んだ際、イスラエルとハマスの間で成立した第1段階の停戦・捕虜交換合意について中国の見解を示した。新華社が伝えた。
王氏は「中国は平和を回復し、人命を救うためのあらゆる努力を歓迎する」と述べ、次の3点を訴えた。
(1)真の包括的かつ永続的な停戦を実現し、人道的危機を実効性をもって緩和し、地域の安定を回復するために共に努力すべきだ。
(2)「パレスチナ人によるパレスチナ統治」という国際社会で既に形成された共通認識を履行すべきであり、ガザの将来に関するいかなる取り決めも、パレスチナの人々の意思を尊重する必要がある。
(3)「二国家解決」という大きな方向性を揺るぎなく堅持すべきで、パレスチナが独立国家を樹立し、民族としての正当な権利を実現してこそ、歴史的不公正と暴力の根源を取り除き、パレスチナとイスラエルの間に恒久的な平和共存を実現することができる。
王氏は、「中国は引き続きスイスを含む国際社会と共に、中東の恒久的な平和と安寧を実現するためにたゆまず努力していきたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年10月13日
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