中国初の都市総合発展指数報告が発表 トップ3は北京・深セン・上海
人民網日本語版 2025年10月16日15:28
中国標準化研究院は13日、翌14日に56回目を迎える「世界標準の日」に合わせて行ったイベントで中国初の「都市総合発展指数報告(2025年)」を発表した。総合的な評価により、中国の都市の質の高い持続的な発展は「トップの都市が牽引し、全体的に好転する」良好な状態であることがわかった。また総合ランキングのトップ3は北京、深セン、上海だった。北京日報が伝えた。
総合的評価の結果、北京が85.1ポイント、深センが82.5ポイント、上海が81.4ポイントで上位に並び、以下、杭州、済南、天津、広州、南京、成都、武漢が続いた。これら上位10都市はさまざまな角度から力強い総合的な発展の実力を備えていることを示した。
イノベーション都市としては、上位に北京、深セン、上海がランクインし、技術イノベーション力とその成果を転換させる力が突出していた。
美しい都市としては、貴陽、長沙、深センが上位につけ、水が澄みわたり、居住環境の清潔さ、生態環境の優位性などが他都市に抜きん出ていた。
スマート都市としては、北京、上海、武漢の優位性が目立った。政務サービスである1つのネットワークで一括手続きを行う「一網通弁」が普及し、5G基地局などの新型インフラの建設が着実に進められ、デジタルによる力の付与が都市サービスをより便利にし、都市のガバナンスをより的確なものにしている。
同報告は国連サミットで採択された持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)と中国の都市に関する取り組みの最新の国家政策とを結びつける総合的評価システムを初めて構築しており、90項目にわたる実際の操作指標を通じて国内の主要な36都市を評価し、都市のガバナンスに科学的な根拠を提供している。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年10月16日
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