王毅氏がスウェーデン外相、米ブラックストーン・グループ会長兼CEOと会談

人民網日本語版 2025年10月17日14:59

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は16日、北京でスウェーデンのステーネルガード外相と会談した。新華社が伝えた。

王氏は「中国とスウェーデンの国交樹立から今年で75年になる。中国はスウェーデンと共に両国首脳間の共通認識を真剣に実行に移すことを望んでいる。スウェーデンに対して査証(ビザ)免除措置を実施する意向だ。スウェーデンに対し、中国・EU関係の健全な発展を後押しするうえで、建設的な役割を果たすことを望む」とした。

ステーネルガード外相は「スウェーデンは相互尊重の精神に基づき、中国側と対話を強化し、理解と相互信頼を深め、意見の相違を適切に処理していくことを望んでいる。スウェーデンは開かれた自由な貿易体制を揺るぎなく支持する」とした。

同日、王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は北京で米国ブラックストーン・グループのスティーブン・シュワルツマン会長兼CEOと会談した。

王氏は「中米関係は現代世界で最も重要な二国間関係だ。中米両大国にとって、平和共存はしっかりと守るべき一線であり、平等・尊重・互恵が正しい付き合い方だ。デカップリングやサプライチェーンの切断は現実的・理性的選択ではなく、対立と対抗は双方に損害をもたらすだけだ。双方は効果的な意思疎通を行い、意見の相違を適切に処理し、中米関係の安定的で健全かつ持続可能な発展の実現を後押しするべきだ」とした。

シュワルツマン氏は「米中関係は世界に関わる。双方が意思疎通を強化し、誤解を解消し、それぞれの発展と繁栄を後押しすることを希望する。そのために私は引き続き積極的な努力を払っていきたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月17日

注目フォトニュース

関連記事