外交部「『国際調停院』は人類運命共同体の構築促進に法の支配でプラスのエネルギーを注入」

人民網日本語版 2025年10月22日13:41
外交部「『国際調停院』は人類運命共同体の構築促進に法の支配でプラスのエネルギーを注入」

「国際調停院(IOMed)」の開所式が20日、香港特別行政区で行われた。外交部(外務省)の郭嘉昆報道官は21日の定例記者会見で、国際調停院の開所について、「国際的な法の支配の領域における新たな取り組みとして、国際調停院は人類運命共同体の構築促進に法の支配によるプラスのエネルギーを注入するとともに、香港特区を『調停の都市』として打ち出していくことに寄与するものとなる」と述べた。

郭報道官は、「今年5月30日に香港特区で開かれた『国際調停院の設立に関する条約』の調印式に、王毅中共中央政治局委員(外交部部長)が出席し、中国を代表して署名した。条約は今年8月に発効し、これまでに37ヶ国が署名し、うち8ヶ国が承認を済ませた」と説明。

そして、「わずか5ヶ月の間に、国際調停院は条約の署名・発効、開所・運営を実現した。これは国際機関の設立史上まれに見るスピードであり、国際調停院の設立が時代の潮流にかなっており、国際社会から幅広い支持と積極的な呼応を得ていることを存分に示している」と述べた。

また、「国際調停院の首唱国でありホスト国でもある中国は、さらに多くの国々が早期に国際調停院に参加し、緊密な協力を繰り広げ、共に世界の平和と発展の促進に新たな貢献を果たすことを歓迎する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月22日

注目フォトニュース

関連記事