【素敵な四季を探す旅】霜降
人民網日本語版 2025年10月23日10:31
早朝には冷え込みが増し、山々が靄に覆われ、深紅や黄金色に染まる季節が訪れている。10月23日は秋の最後の節気「霜降」。「素敵な四季を探す旅」シリーズでは、旅行好きなSisiが素敵な四季を探す旅に案内!今回は安徽省黄山市の歴史ある宏村を訪れ、露が冷気によって霜となって降り始める時期の情緒ある風景を紹介する。
「霜降」の頃になると、宏村には、安徽省の歴史ある村独特の水墨画の世界のような景色が広がる。早朝、南湖は薄い靄に覆われ、雲の間から差し込む朝日に照らされ、岸辺の木の枝に降りた霜や、湖面のさざ波がキラキラと光っている。村の中の石畳の道を歩くと、真っ赤に染まった楓の葉が、白い壁や石の階段の上に落ちていて、パレットをひっくり返したような景色が広がっている。「霜降」の頃になると、サツマイモが軒下にぶら下げられ、天日干しにされる。もっちりとした歯ごたえの干しいもを食べれば、独特の甘みが口に広がる。これは村民たちにとって、馴染み深い寒い冬の定番のおやつとなる。

「霜降」は秋のエピローグであり、冬のプロローグとなり、四季の移り変わりだけでなく、生活を楽しむ人々の思いを感じることができる季節となる。晩秋ならではの素敵な景色をじっくりと楽しもう!(編集KN)
「人民網日本語版」2025年10月23日
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