第30回中露首相定期会談が開催

人民網日本語版 2025年11月04日15:32
第30回中露首相定期会談が開催

李強総理は3日、浙江省杭州市でロシアのミシュスチン首相と第30回中露首相定期会談を行った。新華社が伝えた。

李総理は「中露は信頼し合う良き隣人であり、良きパートナーだ。今年は中国人民抗日戦争、ソ連大祖国戦争、ならびに世界反ファシズム戦争の勝利80周年にあたり、両国は互いの盛大な記念行事の挙行を支持し、中露友好をさらに深化させた。両国首脳は年内に2度会談し、中露関係の波を蹴立てる前進と高水準の発展を導いてきた。現在の国際情勢は深く変化しており、中国側はロシア側と共に、両国首脳間の重要な共通認識を根本的準拠として、戦略的な意思疎通を強化し、各分野で協力を深め、共同の発展と安全保障上の利益をより良く守っていくことを望んでいる。先月、中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(四中全会)は『第15次五カ年計画』提案を審議・採択し、今後5年間、さらにはより長期にわたる中国の発展の青写真を描いた。中国側はロシア側と揺るぎない相互支持を堅持し、上層部交流を緊密化し、発展戦略の連携を強化し、各分野で協力を拡大し、中露の新時代における包括的な戦略的協力パートナーシップを不断に推進し、現代化実現の道において引き続き手を携えて前進していくことを望んでいる」とした。

ミシュスチン首相は「露中の新時代における包括的な戦略的協力パートナーシップは現在、歴史上最高水準にある。ロシア側は中国側と上層部交流を強化し、貿易、投資、交通、エネルギー、農業、デジタル経済、人的・文化的分野等で協力を拡大し、『ロシア・中国文化年』関連行事を成功させ、両国関係を不断に拡充していくことを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年11月4日

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