「雪竜2」号が南極・中山基地に到着、荷下ろし作業を実施へ
人民網日本語版 2025年11月27日09:33
中国第42次南極科学観測隊の発表によると、極地科学観測砕氷船「雪竜2」号が北京時間25日、南極・中山基地周辺の海氷域に到着した。「雪竜」号は北京時間30日に現地到着を予定している。新華社が伝えた。
観測隊の魏福海リーダーによると、2隻はこれから砕氷作業を行い、荷下ろし地点を選定し、気象および海氷の状況に基づき大規模な物資輸送と人員の基地上陸を実施すると同時に、各チームによる夏季観測任務を進める。今回の荷下ろし作業では、約15日間かけて計約2000トンの各種物資を荷下ろしする予定。
これより前、観測隊の隊員19人が今月17日に航空機で中山基地に到着しており、ルートの検討や設備点検などの先遣作業を開始していた。
中国第42次南極科学観測は自然資源部(省)が組織し、「雪竜」号と「雪竜2」号が共同で任務にあたっている。来年5月に任務を完了し、中国に帰還する予定となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年11月27日
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