中国の戦略的新興産業における有効発明特許件数が140万件を突破

人民網日本語版 2025年12月03日13:50

国家知的財産権局はこのほど11月の定例記者会見を開催し、知的財産関連の最新動向を紹介した。同局の報道官兼弁公室主任である衡付広氏は、「中国はすでに、国内有効発明特許保有件数が500万件を超えた世界初の国となり、PCT国際特許出願件数も6年連続で世界1位を維持している」と明らかにした。科技日報が伝えた。

国家知的財産権局戦略企画司の梁心新司長は、「2025年6月末時点で、中国の人口1万人当たりの高価値発明特許保有件数は15.3件に達し、戦略的新興産業の有効発明特許件数は140万件を超えており、引き続き高い成長を維持している」と説明。

中国の知的財産の高効率な活用による経済への貢献度は持続的に向上している。特許集約型産業の付加価値額はGDP比で13%を超え、著作権産業の付加価値額はGDPの7.5%近くを占め、地理的表示(GI)製品の直接生産高は9700億元(1元は約22.0円)近くに達している。

梁氏は、「中国は重要コア技術分野での高価値特許の蓄積を強化し続け、『量の蓄積』から『質の向上』への転換を加速させており、高水準の科学技術における自立自強を実現するための堅固な基盤を築いている。また、「第14次五カ年計画(2021-25年)」期間中、中国の知的財産保護・活用計画の各任務は順調に進み、複数の指標が前倒しで達成されており、実施成果が予想通りとなっている」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年12月3日

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