中国で最も水深が深い洋上風力発電プロジェクトが系統連系しフル稼働を開始
人民網日本語版 2026年04月08日13:59

中国で最も水深が深い洋上風力発電プロジェクトである華能山東半島北Lサイト洋上風力発電プロジェクトが4月7日、系統連系しフル稼働を開始した。これは、中国の洋上風力発電が、深海域の複雑環境、大容量設備の統合、高精度スマート施工といった重要分野において新たな進展を遂げたことを示している。科技日報が伝えた。
同プロジェクトの全設備容量は50万4000キロワット(kW)で、12メガワット(MW)級風力発電機42基を設置している。発電サイトの中心は海岸から約70キロメートル離れ、水深は52〜56メートルに達しており、中国で最も水深の深い商業用洋上風力発電プロジェクトとなっている。年間発電量は約17億キロワット時(kWh)で、毎年約50万トンの標準石炭を節約できる見込みだ。

同プロジェクトは、深海域における複雑な地質条件、極端な海況の頻発、超長距離の施工といった業界の難題を克服した。革新的に4脚ジャケット式着床基礎を採用し、その高さは最大83.9メートルに達し、国内同種構造としては最高であり、深海の複雑な地質環境においても風力発電機の安全かつ安定した運転を確保できる。さらに、北斗衛星測位システムを活用して高精度測位技術を開発し、海底杭打ちにおいてミリメートル級の施工位置決めを実現した。スマート補助沈設技術と組み合わせることで、深海域における単一風力発電機の杭打ち作業時間を48時間から29時間へと短縮した。また、ドローンと人工磁場の協調技術を活用し、総延長95.6キロメートルに及ぶ超長距離海底ケーブルの敷設作業を完了した。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年4月8日
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