世界初!自動車1万台超積載可能な中国製造の大型運搬船 注文は2030年までいっぱい
中国船舶集団広船国際有限公司が建造した、世界で初めて1万台以上の自動車を積載できるデュアル燃料自動車運搬船が4月28日、広東省広州市南沙区で引き渡された。

同船は全長230メートル、型幅40メートルで、14層の車両甲板が備わる設計となっており、電気自動車(EV)、水素自動車、大型トラックなどさまざまなタイプの車両をフレキシブルに積み込むことができ、最大で1万800台が積載可能だ。つまり、標準的な全長5メートルの乗用車で換算すると、積載車両を直列に並べた場合、その長さは50キロメートルを超えるということで、同船の「海上の巨人」という愛称にふさわしい。同時に、同船には最新のグリーン燃料システムが搭載され、世界の最新の環境保護ニーズに対応している。

4月28日、引き渡されたばかりの自動車運搬船の側を歩く作業員。(撮影・呉魯)
世界初の1万台積載可能なデュアル燃料自動車運搬船が正式に引き渡されたことは、中国がこのタイプの船舶の建造技術を完全に掌握し、細分化された自動車運搬船市場で世界トップの地位を維持していることを示す。

4月28日、自動車運搬船の操舵室で設備を検査する作業員。(撮影・呉魯)
2026年第1四半期(1-3月)、中国の自動車輸出は前年同期比56.7%増の222万6000台に達し、新エネルギー自動車市場は引き続き急成長傾向を保った。取材によると、急増する自動車輸出ニーズを受けて、世界の海上輸送市場の自動車運搬船ニーズも高まった。同期に中国が引き渡した自動車運搬船は同9.5%増の11隻に達する。

4月28日、自動車運搬船の甲板で忙しく働く作業員。(撮影・呉魯)
中船広船国際の造船所では、ドックの中で自動車運搬船の建造が急ピッチで進められており、注文は2030年までいっぱいだという。現在、世界の自動車貿易需要が増加を続けており、同造船所が受けた新造船の注文は累計40隻を超え、特に1万台クラス運搬船が打ち出された後は、市場での人気がさらに高まっている。
広船国際の1万800台積載可能な自動車運搬船の技術分野責任者の張付利さんは、「現在、1万800台積載モデルの受注件数は14件。当社は自動車運搬船建造において、当初の7000台積載から8600台積載へ、さらに現在の1万800台積載へと、徐々に大型化を進め、輸送コストを低減させてきた」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年4月29日
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