中国主導の洋上風力発電フレキシブルDC送電に関する国際標準プロジェクトの立ち上げが採択
人民網日本語版 2026年05月07日16:12
中国国家市場監督管理総局のウェブサイトによると、中国が国際電気標準会議(IEC)に提案した「フレキシブルDC送電系統に連系する洋上風力発電所の高調波評価技術規範」(IEC TS 63705 ED1)の国際標準プロジェクトの立ち上げが正式に採択された。同標準は、この分野における初のIEC国際標準となる。中国の専門家がプロジェクト責任者を務め、フランス、ドイツ、英国など複数国の専門家が共同で策定に参加する。中国新聞網が伝えた。
洋上風力発電は、世界の再生可能エネルギー発展における重要な方向性となっており、フレキシブルDC送電技術は洋上風力発電の送電手段として主流となっている。一方、「洋上風力発電所+フレキシブルDC送電」という新たな系統連系形態に対しては、統一された高調波評価の国際標準が存在しなかったため、業界の標準化発展が制約を受けていた。今回プロジェクトの立ち上げが採択されたIEC標準は、世界最先端の技術成果と工学的実務経験を十分に取り入れたうえで、洋上風力発電所とフレキシブルDC送電プロジェクトの相互影響を総合的に考慮し、計画、建設、運営の全ライフサイクルを網羅する高調波評価体系を構築している。標準で確立される統一技術基準は、プロジェクト初期段階における潜在リスクの予測診断を可能にするだけでなく、系統連系段階では「コンプライアンス・モニター」として機能し、運転開始後の異常診断の根拠も提供する。
同標準の策定は、新たな系統連系形態において電力品質評価の基準不足という業界の課題を体系的に解決するものであり、世界の洋上風力発電の安全運用水準向上と、GX(グリーントランスフォーメーション)の推進に重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年5月7日
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