「光棒」の自国内開発・生産に取り組む中国 海外メーカー依存からの脱却目指す

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江蘇省蘇州市にある光通信科学技術パークの製造ラインでは、直径120マイクロメートル(μm)の光ファイバーが毎秒数十メートルのペースで引き出され、冷却とコーティングの後、巻き取りが行われていた。この光ファイバーメーカー製造ライン責任者の許永さんは取材に対し、「2025年第4四半期(10~12月)以降、当社はフル稼働しており、現在受注は2027年まで埋まっている」と話した。
現在、世界の光ファイバー供給能力を直接制約するのは、その材料となる光ファイバープリフォームで、中国語では俗に「光棒」と呼ばれる。「光棒」は光ファイバー製造の「母体」であり、高温の引き出し工程を経ることで、数千キロメートルに及ぶ光ファイバーが製造される。光ファイバー産業チェーンにおける利益配分を見ると、光ファイバープリフォームが約70%を占め、光ファイバーの20%や光ケーブルの10%を大きく上回る。これまで光ファイバープリフォームは海外メーカーに主導権を握られてきたが、中国の関連企業は巻き返しを図るべく開発と生産に大量のコストを投入した。
光ファイバープリフォームの開発と生産は、光製品業界の多くのトップ企業にとっても共通認識となっている。蘇州市にある別のメーカーは現在、1本あたり50キログラム(kg)の光ファイバープリフォームを生産しており、今後は超大型サイズ製品の技術開発に重点的に取り組む計画だ。
データによると、2025年には中国の光ファイバープリフォームの有効生産能力が約1万1000トンに上り、実際の生産量は世界の59%を占めた。国内光ファイバープリフォーム市場の規模は約150億元(1元は約23.6円)となり、自給率は78%を超え、トップ企業にシェアの80%以上が集中している。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年6月4日
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