中国EC最大手のアリババ・グループは8日、グループ所属子会社である阿里雲計算有限公司のグローバル化の第一歩として、香港データセンターを今月12日より正式に開業すると発表した。クラウドサービス「阿里雲」はこれにより、世界のクラウドコンピューティング市場に正式に進出し、アマゾンのAWS、マイクロソフトのAzureなどと競争を展開する。人民日報海外版が伝えた。
阿里雲計算有限公司は杭州・青島・北京に続き、世界4つ目のデータセンターを香港に設置した。阿里雲と香港名気通電訊有限公司が香港データセンターを共同建設し、共同運営する。その光ファイバーネットワークは中国大陸の他に、香港、シンガポール、英国、米国、欧州などの世界クラスの通信キャリアと連結する。阿里雲は同センターにより、香港、東南アジア、世界のユーザーに高速で安定的なクラウドサービスを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月9日