昔ならば、自宅のブロードバンドの回線速度が2Mbpsに達しただけでも「快挙」であったが、今は10Mbpsに達しても時代遅れと感じられ、大人と子供が同時にネット接続すれば「不十分」になる。中国電信(チャイナ・テレコム)上海公司が14日に発表した情報によると、3年間に渡り6回実施された「スマート都市ブロードバンド通信速度アップ」プロジェクトにより、同社の500万件のブロードバンド契約者のうち、光ファイバー契約者が383万件に達した。そのうち50Mbps、100Mbpsに達した契約者が20万件以上になった。解放日報が伝えた。
同社のブロードバンド契約者は毎年倍増しており、日韓米などの通信事業先進国が10数年掛けた道のりを2年間で歩み終えた。同社のブロードバンド契約者の平均速度は32Mbps以上に達し、全国トップ水準となっている。同社の関係者は昨日、「当社は200Mbpsに達する家庭用光ファイバー商品を開発中で、間もなく発表を予定している」と表明した。この「広々とした」情報の高速道路があれば、負荷のかかるネットゲーム、テレビ電話、遠隔医療、遠隔教育などのサービスの質が向上する。
IPTVは家庭用ブロードバンドの最も重要な応用例となっているが、同社の契約者数は180万件に達している。そのうち高画質IPTVの契約者数は40万件以上に達しており、全国トップ水準となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月15日