中国工業・情報化部(省)は8日、2015年「ブロードバンド中国」プロジェクトに関する意見の中で、2015年にブロードバンドネットワークの能力の飛躍を実現し、新規光ファイバー利用可能世帯数を8000万世帯、4G基地局を60万以上拡大するとした。新華網が伝えた。
中国工業・情報化部は、都市のアップグレードの加速と農村部のユニバーサルサービス普及を同時推進し、公共財政の農村部ブロードバンド発展に対する支援を徐々に拡大し、都市部と農村部の「デジタル格差」の縮小に努めると発表した。また、固定ブロードバンドネットワーク能力の強化を加速すると同時に、4Gネットワークのカバーを拡大し、ブロードバンドの工業企業および生産性サービス企業に対する支援を全面的に強化するとした。
同部はまた、2015年までに4万5000以上の古い団地の光ファイバー改造を終え、新規光ファイバー契約世帯数を4000万世帯、新規4G契約件数を2億件以上とし、8Mbps以上の回線速度のブロードバンド契約世帯数を全体の55%とすると発表した。また、一定規模以上の工業企業100社のスマート工場、スマート設備、スマートサービスの新モデルおよび新業態の模索を支援するとした。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年5月11日