AI人材争奪戦 大手テック企業が採用で重視することは?

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清華大学電子工学部の修士課程を修了した余白さん(仮名)は、「2025年8月初旬から履歴書を送り始め、何度も面接を受けた後、字節跳動(バイトダンス)、阿里雲(アリババクラウド)、騰訊(テンセント)など複数の大手テック企業からアルゴリズム関連職で内定をもらった。大規模AI(人工知能)モデルの応用イノベーションに非常に興味があったので、最終的に2026年度新卒採用で美団の人材採用・育成プロジェクト『北斗計画』から内定をもらい、7月初旬に正式に入社することになった」と話した。
AIの急速な発展にともない、今年に入ってからAIエンジニア、データエンジニア、半導体エンジニアといった人気職業の人材ニーズが高まり続けている。
余白さんは、「面接で最も重視されたのは、業務シーンにおける問題をAI技術を用いて解決できるように抽象化できるかどうかという点だった」と振り返った。
同じく美団の26年新卒採用で内定をもらった程水さん(仮名)は、「大手企業はシステム化とメカニズムにおけるイノベーション能力と協働能力をとりわけ重視する」と指摘した。
求人サイトの智聯招聘がこのほど発表した報告書によると、インターネット産業は2026年1~5月新卒生求人トップ10業界リストで1位になった。職種別に見ると、AIエンジニアは求人数の前年同期比増加率が31.1%に上り、新卒生対象の求人の中でトップだった。2位はデータエンジニアで、増加率が28.3%。3位は半導体エンジニアで、増加率が11.1%だった。
前出の余白さんは、「内定をくれたインターネット企業のアルゴリズム関連職種では年俸が100万元(1元は約23.8円)を超えるところが多かった」と明かした。
対外経済貿易大学国家対外開放研究院の李長安研究員は、「目下のAI分野における技術職の求人は爆発的な増加傾向が続き、アルゴリズムや半導体などの専門的人材は大手各社が奪い合うコアリソースになっている」と述べた。
また、李研究員は「目下のネット分野大手企業の求人では、求職者の総合的なマッチ度がより重視されている。求職者は一定の技術理解力が求められるとともに、柔軟な応用力とイノベーション的思考も求められる。新卒生の場合、自分の持つ専門的な優位性をAIツールと深く融合させることで、他人と差別化を図れる競争力を持つことができる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年6月24日
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