中国で夏休みに合わせて映画80作品以上が公開
今年の夏休みに合わせて、中国で公開される映画のリストが先ごろ発表された。中国国内外の約80作品は、革命の歴史からSF、コメディ、アニメーションなど、多様なジャンルをカバーしている。中央テレビニュースが伝えた。

今年は中国工農紅軍が国民党軍と交戦しながら約1万2500キロ移動した「長征」勝利90周年を迎えた。その革命の歴史をテーマにした作品「四渡(CROSSING)」が6月26日に公開された。1935年、紅軍は赤水河を4度渡り、世界の軍事史上の伝説を作った。同作品は、その壮絶な歴史を映画作品として再現した。

俳優の黄渤(ホァン・ボー)や呉磊(ウー・レイ)が主演を務めるSFアドベンチャー映画「群星閃耀時(Shooting Stars)」は、宇宙飛行士数人が、地球に戻る途中に、トラブルに巻き込まれて重力場から脱出できなくなるほか、地上と連絡が取れなくなるストーリー。そんな緊急事態に、1970年に発信されたミステリアスなシグナルを発見し、そこに隠されていたコードが彼らの運命を大きく変える。そんな時空を超えたストーリーが展開される作品となっている。

周星馳(チャウ・シンチー)監督が7年ぶりにメガホンを取り、脚本も手掛けた「功夫女足(Kung Fu Soccer)」は、カンフーとサッカーが組み合わせられた作品。大爆笑のコメディが繰り広げられる。

3年前の2023年、コメディ映画「年会不能停!(Johnny Keep Walking!)」は数多くの人の心を鷲掴みにし、社会現象を巻き起こした。そして、熱い心を抱き続ける同じクリエイターが今年、「年会不能停2!(MAKE ZHONGHE GREAT AGAIN)」を制作。新メンバーも加わり、8月にパワーアップした2作目が上映される。

風刺コメディ作品「特立独行(Keep Real)」では、俳優の白敬亭(バイ・ジンティン)が演じる超人・王長海が空を飛び、地を駆けて戦う。しかし、生まれ故郷の莱茵県に戻ると、人情社会のしがらみから逃れられず、様々な壁にぶつかって頭を悩ませる。夢に満ちた彼が、現実の社会のルールに直面した時、妥協するのだろうか?それとも夢を追いかけ続けるのだろうか?

今年の夏休みに合わせて公開される映画には、作風の異なるアニメーション映画数作品も含まれている。「三国第一部:争洛陽」は、アニメ制作会社・追光動画による「三国」シリーズの第一弾。2023年に公開された中国アニメ映画「長安三万里(Chang An)」と同じクリエイターチームによる作品だ。後漢末期(184-220年)の三国志の物語の起点に焦点を合わせ、洛陽をめぐる権力闘争を皮切りに、覇権を巡る争いが展開。心揺さぶる騒乱の歴史が再現されている。「八仙!(All Wishes True)」は、中国で有名な道教の8人の仙人の物語にインスピレーションを得て、大自然の中にある仙境・蓬莱が描き出されており、東洋美学の奥深さが存分に表現されている。「大聖崛起(Da Sheng Rises)」は、孫悟空が天宮で大暴れして500年後が舞台。孫悟空は釈迦の要請に応じて、14年に渡る三蔵法師玄奘の西天取経の旅に付いて行く。しかし、その孫悟空の決定に、同族の兄弟たちは納得せず、懐疑的な目を向け、信念と立場をめぐる衝突が展開される。中国初のコメディ探偵アニメーション映画「大唐妖探(DemonAgent)」は、「長安一の名探偵」になることを志す天才少年が、長安城を初めて訪れた妖怪・阿薩と一緒に、怪事件の解決に挑む物語となっている。

その他、海外作品にも期待が集まっている。ピクサー・アニメーション・スタジオの「トイ・ストーリー」シリーズ第5作目「トイ・ストーリー5」は6月19日に中国で公開され、中国全土の映画館で絶賛上映中だ。ウッディとバズ・ライトイヤーのほか、ジェシーなどお馴染みの仲間たちが帰ってくる。少女・ボニーがタブレット型のおもちゃ「リリーパッド」に出会い、時間がそれに支配されていく。そこで、再びタッグを組んだウッディとバズと共に、ジェシーはボニーの心を取り戻すため立ち上がる。スティーヴン・スピルバーグ監督の新作SF映画「ディスクロージャー・デイ」は、「異星人の真相を公開するか」をテーマに、ストーリーが展開する。サスペンス、SF、濃厚な人間性がコラボする同作品は、「異星人」をテーマに、情報操作と信頼危機にスポットが当てられている。「ミニオンズ&モンスターズ」は20世紀のハリウッドを舞台とした前日譚シリーズで、ミニオンたちがハリウッド黎明期を背景にモンスター映画制作へ挑戦するものの、巨大なモンスターを召喚していまい、危機に直面する様子が描かれている。モンスターの要素と映画制作の舞台裏が盛り込まれ、ハラハラドキドキのアクションシーンや爆笑シーンが目白押しとなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年7月7日
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