沿岸生態系野外制御実験プラットフォームが山東省で運用開始
人民網日本語版 2026年07月21日14:41
中国科学院海洋研究所が独自開発した沿岸生態系野外制御実験プラットフォームがこのほど、山東省栄成市桑溝湾海域で運用を開始した。新華網が伝えた。
中国で設備が整った沿岸海上総合実験プラットフォームとして、中国の沿岸海域における原位置制御実験設備の不足を補うものだ。複数のモニタリング・制御モジュールを搭載し、多様な生態系シミュレーション実験を実施できる。世界中の研究機関に開放され、海洋生態系の修復や水産業の高度化を支援するとともに、海洋経済の質の高い発展を後押しすることが期待されている。
同プラットフォームの総面積は2000平方メートル、海上実験区域は3万平方メートルで、生態指標の自動モニタリング、海水域の環境調整、隔離生態系、総合支援保障の4つの中核モジュールを統合している。中国科学院の野外観測ステーション体系における初の海上重点科学技術インフラであり、現在国内最大規模、機能が最も充実し、高度な開放・共有体制を備えた沿岸海上総合制御実験プラットフォームとなっている。
また、高精度センサーと多要素連携制御技術を活用し、沿岸環境の変化を高精度に再現できるほか、プランクトン、底生生物、海面養殖など多様な生態系を構築することが可能だ。これにより、生物群集構造から食物連鎖におけるエネルギーの流れまで、生態系全体を対象とした科学実験を支えることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年7月21日
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