2026年版スマートインターネット青書が北京で発表

人民網日本語版 2026年07月30日13:26

人民網研究院が編纂した3冊目のスマートインターネット青書「中国スマートインターネット発展報告(2026)」が7月29日、北京で発表された。人民網が伝えた。

2026年版スマートインターネット青書発表会の様子

2026年版スマートインターネット青書発表会の様子

中国工程院院士・紫金山実験室首席科学者の劉韻潔氏によるビデオメッセージ

中国工程院院士・紫金山実験室首席科学者の劉韻潔氏によるビデオメッセージ

「中国スマートインターネット発展報告(2026)」の序文を執筆した中国工程院院士であり、紫金山実験室首席科学者の劉韻潔氏は、ビデオメッセージにおいて、「現在、中国はスマートインターネット分野で著しい進展を遂げている。世界のインターネットトラフィック監視・分析プラットフォーム『Cloudflare Radar』が2026年7月に公表したデータによれば、中国におけるHTTPリクエストのうち、ボットによるトラフィックが59.2%を占め、人間によるトラフィック(40.8%)を上回っている。これは、中国におけるスマートインターネットの応用が急速な発展段階にあることを示している。青書の発表は、中国に適したスマートインターネット発展戦略の探究を力強く後押しすることになる」と述べた。

挨拶を行う人民網党委員会書記兼総裁の范正偉氏

挨拶を行う人民網党委員会書記兼総裁の范正偉氏

人民網党委員会書記兼総裁の范正偉氏は挨拶の中で、「第15次五カ年計画(2026−30年)の初年度に当たる今年、スマートインターネットは主流メディアに新たな可能性を切り開いている。時代の変化に対応するため、人民網はコンテンツ・データ・インテリジェンスという3つの主要分野を中心に着実な展開を進めている。具体的には、高品質コンテンツの供給を深化させ、スマート時代における主流価値の基盤を強化すること、高品質コーパスの整備を推進し、AI(人工知能)フレンドリーな新たなモデルと業態を構築すること、さらにAIの独自イノベーション能力を高め、善良で包摂的なAI発展を推進することだ。また、人民網の001号AIデジタル社員も今回の発表会で初めて公開された。スマートインターネットの発展動向に順応し、人民網は今後も『AIによるAIのガバナンス、知恵によるAIの牽引』との理念を堅持する」と語った。

「中国スマートインターネット発展報告(2026)」の主要内容を発表する人民網党委員会委員・副総裁・人民網研究院院長の唐維紅氏

「中国スマートインターネット発展報告(2026)」の主要内容を発表する人民網党委員会委員・副総裁・人民網研究院院長の唐維紅氏

青書の編集長を務める人民網副総裁の唐維紅氏は、総報告「中国スマートインターネット:産業変革を推進する中核エンジン」の主要内容を発表した。唐氏は、「スマートインターネットはすでに新たな質の生産力を育成し、産業変革を牽引する中核エンジンとなっている。2025年における中国スマートインターネットの発展の特徴として、①大規模言語モデル(LLM)の飛躍とAIエージェントの大規模普及が同時進行していること、②『AI+』が産業応用の深化を牽引していること、③産業エコシステムの構築が加速していること、④スマート化とグリーン化が協調的に発展していること、⑤スマートインターネット・ガバナンスが実践重視の段階へ深化していること、が挙げられる。また、中国のスマートインターネットの将来の発展動向について、報告書では、LLMはデジタル知能からフィジカルAIへの飛躍を実現し、バーティカル化・商業化・大規模展開が発展の主軸となること、グリーンインテリジェンスと持続可能な発展がさらに融合すること、新たなガバナンス体系と標準化の整備が加速すること、中国が世界的なガバナンスとルール形成に積極的に参加することなどを展望している」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年7月30日

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