中国初の1000万kW級砂漠拠点建設が重要な進展

人民網日本語版 2026年09月28日11:12

中国初の1000万キロワット(kW)級となる大規模な砂漠風力・太陽光発電拠点である庫布其(クブチ)北部新エネルギー拠点の補助電源となる石炭火力発電プロジェクトで、4基の間接空冷塔がすべて頂部まで完成し、プロジェクト建設が発電機の稼働開始目標に向けて加速していることが26日、中国三峡集団への取材で分かった。中央テレビニュースアプリが伝えた。

庫布其北部新エネルギー拠点は、内蒙古(内モンゴル)自治区達拉特(ダラト)旗の庫布其砂漠に位置する。拠点では、出力100万kWの高効率超々臨界圧石炭火力発電機4基を建設する計画で、中国初の1000万kW級大規模砂漠風力・太陽光発電拠点の補助電源として、石炭火力発電と蓄電を高度に連携させることで、風力・太陽光などの新エネルギーと従来型石炭火力発電の相互補完・協調運転を実現する。

同プロジェクトでは、「間接空冷塔・煙突・脱硫吸収塔・廃水濃縮塔」の「4塔一体型」配置方式を革新的に採用し、独立した煙突の建設を廃止した。間接空冷塔が循環水の冷却と、脱硫後の浄化された排ガスの排出という2つの機能を並行して担う設計となっている。

現在、庫布其北部新エネルギー拠点では、風力発電、太陽光発電、太陽熱発電、補助蓄電施設、超高圧直流送電工事などが同時に建設されている。拠点が全面的に完成すれば、年間約400億キロワット時(kWh)の電力を北京・天津・河北地域に送電することが可能となり、経済・社会の全面的なGX(グリーントランスフォーメーション)を後押しする。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年9月28日

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