「ロボット科学者2.2」システムが中国で発表 AIによる物質創製が加速
人民網日本語版 2026年10月20日09:33
AI科学者エコシステム・アライアンスの第4回年次総会が18日、安徽省合肥市で開催された。会議では、「ロボット科学者2.2」システムが正式に発表された。中国新聞社が伝えた。
中国科学技術大学の科学AI物質創製センター長、江俊氏は、「人工知能(AI)を活用して科学研究を推進することは、現在の研究パラダイムのイノベーションにおける中核的な方向性となっている。ロボット科学者2.2システムは、次世代のAI物質科学インフラだ。同システムは、大規模言語モデルによる『大胆な仮説』、小規模言語モデルによる『慎重な検証』、そして科学研究ロボットによる精密な実験を融合させ、新たな物質を自律的に創製し、新たな知識を発見する能力を実現することにより、科学研究に新たなツールを提供する」と説明した。
江氏は、「科学者が長年にわたって蓄積してきた経験を活用可能なスキルへと凝縮し、より多くの研究開発チームが科学者の知見を土台に研究を進められるようにしたい」と述べたうえ、ロボット科学者2.2システムには、すでに先進的な科学研究ロボット110台、AI化学ワークステーション196台、科学研究ロボット用の命令セット508種類、化学実験テンプレート3200種類、科学AIモデル310種類が統合されている。バイオ医薬、グリーン農業、新エネルギー、宇宙探査などの分野で活用されているとした。
また、会議では中国科学技術大学教育基金会が、科学AI分野の人材を対象とする特別奨学・助成基金を発表した。同基金は毎年500万元(1元は約23.7円)を超える資金を提供し、AI技術を活用した物質創製分野の人材を支援する。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年10月20日
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