中国の海洋生産総額、2025年に11兆元を突破

国家発展・改革委員会と自然資源部(省)は10月22日、「中国海洋経済発展報告2026」を発表した。同報告によると、2025年の中国の海洋生産総額は11兆元(1元は約23.4円)を突破し、国内総生産(GDP)に占める割合は7.9%となった。海洋経済はすでに国民経済の重要な成長分野となっており、海洋強国建設の基盤は一段と強固になり、その質もさらに向上している。科技日報が伝えた。
同報告は、「第14次五カ年計画(2021~25年)」期間における中国の海洋経済の発展成果を体系的に総括した。「第14次五カ年計画」以来、関係当局と沿海地域は海洋資源の開発・利用を秩序立てて進め、海洋科学技術イノベーションと海洋産業のイノベーションの融合を深化させ、海洋分野における新たな質の生産力の育成に注力してきた。また、海洋生態環境の改善を継続し、海洋分野の国際協力を強化するとともに、海洋経済のガバナンス能力を絶えず高め、海洋経済の発展に新たな局面を切り開き続けている。
同報告によると、現代的な海洋産業体系の構築が加速している。船舶・海洋工学設備、海上交通輸送、海洋漁業などの海洋産業は国際競争力を絶えず強化しており、海洋新興産業の発展の原動力も蓄積されつつある。洋上風力発電の系統連系設備容量と新規設備容量はいずれも世界1位を維持している。海水淡水化プラントの1日当たりの処理能力は300万トンを突破し、独自開発された海洋医薬品の品目数は世界全体の28%を占めている。また、海事分野の臨時仲裁や国際船舶登録など、高付加価値の海運サービス業の発展でも実質的な成果を上げている。
同時に、海洋科学技術イノベーションの発展も加速している。海洋実験室の段階的な展開が引き続き最適化され、威海、舟山、珠海、深海などにおける国家海洋総合試験場の建設が順調に進められている。有人潜水艇「蛟竜」号と「奮闘者」号は連携し、中国初となる北極海の海氷域での有人潜水調査を実施した。独自開発された「媽祖(MAZU)」シリーズの海洋早期警報モデルも実用化された。さらに、海洋関連の学科・専攻の整備や海洋分野の人材育成も絶えず強化されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年10月23日
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