中国の海洋エネルギー、新規設備容量で世界をリード

人民網日本語版 2026年10月23日11:51

「中国海洋エネルギー開発利用報告2026」が22日、広東省深セン市で開催された2026年海洋中心都市フォーラムで発表された。自然資源部(省)海洋戦略計画・経済司の孟慶磊副司長は、中国が海洋エネルギー産業の発展に関する報告書を公式に発表するのは今回が初めてだと述べた。中国新聞社が伝えた。

同報告によると、「第14次五カ年計画(2021~25年)」以来、中国では海洋エネルギーの開発・利用に関する政策体系が継続的に整備され、その実証利用の規模も徐々に拡大してきた。累計設備容量は12.3メガワット(MW)に達している。

海洋エネルギーとは、海水をエネルギーの媒体として生み出される潮汐エネルギー、潮流エネルギー、波力エネルギー、海洋温度差エネルギー、塩分濃度差エネルギーの総称であり、重要なグリーン再生可能エネルギーだ。

孟氏は、「海洋エネルギーを大規模に利用すれば、一般家庭や工業生産にエネルギーを供給できるだけでなく、陸地から遠く離れた島や遠洋・深海域の施設などにも電力を供給でき、海洋経済の発展、GX(グリーントランスフォーメーション)の促進、人類の福祉の向上にとって重要な意義を持つ」とした。

同報告によると、中国の海洋エネルギーの開発・利用は飛躍的な発展を遂げ、技術イノベーションの水準と実証事業の成果は新たな段階に達し、新規設備容量では世界をリードしている。21年以降、中国の海洋エネルギーの新規設備容量は3.3MWを超え、世界の新規設備容量の30%以上を占めている。科学技術イノベーションが加速し、MW級潮流発電装置の独自設計・製造および運用保守能力は世界のトップレベルに達した。MW級波力発電装置は、世界で初めて遠隔離島への電力供給の実証を実現した。また、海洋エネルギーと海洋観測、海水淡水化、海面養殖、海水からの水素製造などを組み合わせた融合イノベーションも継続的に推進されている。

同報告によると、中国は近海の海洋エネルギー資源の全体状況と主要海域の資源特性をおおむね把握しており、5種類のエネルギーを網羅する主要海域の海洋エネルギー資源分布図を初期的に作成した。また、国家海洋総合試験場や野外科学観測所などで構成される海洋エネルギー設備の試験・認証体系が初期的に構築され、段階的に運用されている。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年10月23日

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