風雲気象衛星による初の極端気象AIモデルを発表
10月29日に開かれた2026年風雲衛星ユーザー大会で、風雲気象衛星による初の極端気象人工知能(AI)モデルが正式に発表された。今回発表されたのは、風雲気象衛星台風インテリジェント衛星雲画像解析モデルと風雲気象衛星活発対流短時間警報モデルの2種類だ。風雲気象衛星の観測上の優位性とAI技術を深く融合させ、風雲気象衛星の活用を「現状の把握」から「未来の予測」へと推し進め、台風や活発な対流などの極端気象に対する監視・警報能力を効果的に向上させる。光明日報が伝えた。
今回発表された風雲気象衛星台風インテリジェント衛星雲画像解析モデルは、風雲気象衛星の複数チャンネルの雲画像と関連プロダクトを融合し、台風の位置、構造、強度、変化の傾向を自動的に分析し、解析テキストを生成する。また、可視化プロダクトによる表示を通じて、モデルは結論を示すだけでなく、その根拠も提示する。現在、このモデルは7種類の台風の特徴を網羅し、20種類以上の衛星観測データ・プロダクトを融合した総合的な解析能力を備えている。15分ごとに解析を実施し、わずか27秒で解析テキストを生成できる。今年の台風26号「スリゲ」を例にすると、このモデルは台風を自動的に識別し、台風の強度、暴風域の半径、降水の特徴などを総合的に分析し、台風の監視・予報を支援した。
一方、風雲気象衛星活発対流短時間警報モデルは、活発な対流気象の事前予測に重点を置いている。気象衛星「風雲4号」による過去2時間の連続観測データを活用し、AI技術と組み合わせて今後4時間の雲画像の変化を予測するとともに、活発な対流が発生する可能性のある地域を識別する。その中核的なイノベーションは、雲画像の変化を「大規模な気象システム全体の移動」と「小規模なシステムの局地的な発生・消滅」に分解して分析することにある。これにより、気象システムの移動傾向を把握すると同時に、対流雲群の発達と消散を詳細に描き出すことで、予報時間を4時間前に前倒しした。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年10月30日
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