日本の新内閣、「村山談話」の精神を引き継ぐと表明

　日本の菅義偉官房長官は26日、新内閣は「村山談話」を引き継ぐと表明した。「新華網」が伝えた。

　菅氏は同日深夜の記者会見で新華社の質問に「2006年に第1次安倍内閣は歴史問題において『村山談話』の精神を堅持すると表明しており、新内閣も同様の方針をとる」と述べた。

　1995年8月、当時の村山富市首相は日本が過去に誤った国策によって戦争の道を歩んだことを認める談話を発表。歴史を深く反省し、歴史の教訓を汲み取り、「過去の過ちを2度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければならない」と表明した。

　中日関係について菅氏は「第1次安倍内閣の時に日中は戦略的互恵関係の構築について合意した。新内閣は引き続き戦略的互恵関係を推し進めていく」と述べた。また、領土問題について日本側の立場を重ねて表明した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2012年12月27日