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日本の大学生訪中団、北京老人ホームを訪問

 2014年03月20日15:55
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 北九州市立大学と西南学院大学の学生からなる訪中団「2014年五星奨遊学団」は19日に老人ホーム「北京四季青敬老院」を訪問し、地元の高齢者たちと交流した。人民網が伝えた。

 遊学団はまず最初に老人ホームの施設紹介映像を視聴した後、音楽室で高齢者たちと会話を楽しんだり、この日のために準備したステージを披露したりした。遊学団の参加者は、中国の言葉や文化に深い興味を持つ大学生たちで、中国語で九州について紹介したほか、楊貴妃などの美人を形容する語「沈魚落雁」(あまりの美しさに,魚は沈み隠れ雁は列を乱して落ちる)の故事を発表、さらに中国語でテレサ・テンの歌「甜蜜蜜」や「送別」などを披露した。その際、高齢者たちも大学生たちと一緒に大きな声で歌を合唱をした。

 高齢者たちとの交流の中で最も多く聞かれたのは、高齢者が学生に向けて言った、「中日友好の使者になってほしい」「また中国に来て欲しい」という言葉だった。初めて中国を訪れた印象について、北九州市立大学の長久さんは、「中国人はとても優しい」と語った。また別の学生は、「中国料理が好き。どんどん中国のことが好きになる」と語った。その後、遊学団は引き続き老人ホームの高齢者たちが住む部屋とレストランを見学した。

 今回の訪問先に老人ホームを選んだ理由について、中国語教育推進会「五星奨」の幹事長を務める北九州市立大学の葉言材教授は、「高齢化問題は現在、中日両国がともに直面している問題で、日本の大学生も中国の高齢者介護の現状や介護問題の解決について知りたいと思っていたことから選択した。これも、中国を全面的に理解するための社会勉強の一環だ」と語った。

 遊学団は、老人ホームのほか、北京の盧溝橋や抗日戦争記念館、万里の長城、円明園、頤和園などを見学した。北京での交流活動が終了した後、さらに上海などに赴き、引き続き交流活動を行う。同イベントは、北京市民間組織国際交流協会の協賛で行われた。

 葉教授が設立した「五星奨」は、中国の「漢書」にある、吉祥の意味を持つ古の言葉「五星、東方より出で、中国に利あり」をもとに名前がつけられた。年に一度遊学団を率いて訪中するほか、日本の中国語を学ぶ大学生に向けた中国語スピーチコンテストを開催しており、中日民間交流において重要な役割を果たしている。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年3月20 日

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