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「敗戦の日」に靖国神社で騒ぎ立てる右翼たちを分析整理 (3)

靖国神社境内で存在を誇示する右翼団体。

 ■右翼団体は「生計の手段」を求めて

 どの意味から言っても日本「右翼団体」は貶義語だ。平和主義が依然主流の日本において、彼らの鼓吹する皇国史観、軍国主義理念は決して賛同を得ていない。その複雑な背景もあり、出没するたびに一般市民から顔を背けられている。

 だが8月15日に靖国神社を訪れる様々な人々の中で、最も派手で容易に見分けられるのが彼らだ。出没は通常、鉄板装甲の改装街宣車を伴う。車体には日章旗か皇室の紋章である十六八重表菊を描き、巨大拡声器で軍歌や強烈な排外的スローガンを流す。大部分の構成員は自分で作った「戦闘服」を着て、鼻息荒くけんか腰だ。

 右翼団体は通常「独尊(天)皇道」のスローガンを振りかざして、組織の正当性をアピールする。だが皮肉なことに、1975年にA級戦犯の合祀を日本メディアが問題視して以降、天皇は合祀を不満として二度と靖国に足を踏み入れなかった。だが右翼団体は気にかけていない。彼らは現実的な利益を考量しているのだ。日本警察当局は以前報告で、暴力団と密接な関係にある外郭団体が勢力拡大と「ロンダリング」を目的に、いわゆる「愛国」の政治的雰囲気を作り出すことで企業から「寄付」を徴収したり、政治人物を選び出馬に参与していると指摘した。言い換えるなら、「生計の手段を求める」ことこそが、彼らが全力を傾注して靖国問題に足を踏み入れている根本的原因なのかも知れない。

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