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「敗戦の日」に靖国神社で騒ぎ立てる右翼たちを分析整理 (5)

ネット生中継を行なう参拝グループ。

 「ネット右翼」の大量出現は日本が近年強化してきた「愛国心教育」と無関係ではない。

 戦前の軍国主義教育への反省から、戦後長い間日本の教育界において「愛国」は「禁句」とされ、国旗掲揚や国歌斉唱も包み隠されてきた。だが中曽根内閣が国民の「愛国心」強化を打ち出して以降、1999年に「国旗、国歌法」を公布、2002年に文部省が愛国的内容を盛り込んだ「心のノート」を編纂、2006年にいたって「愛国心」が新教育基本法に明記された。若い世代の日本人は「国益」をより多く論じ始め、愛国心の顕示が潮流や流行と見なされるようにすらなった。日本のネット上と靖国神社で人気商品の「愛国服飾」からその一端がうかがえる。

 正しい誘導を欠くネット上の愛国心が対外関係においてぶちまけられるほど、排外思潮のはびこる日本をわれわれが目にする日が早まるのは間違いない。

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