中国最大のスポーツ総合誌「体壇周報(Titan Sports)」が北京時間25日、「2013年中国アスリート長者番付」を発表した。世界アスリート長者番付第2位のテニスの李娜選手は、1億2450万元(約20億4千万円)と、第2位以下を大きく引き離してトップに立った。また、易建聯選手は1500万元(約2億5千万円)で第6位、バスケットボール界で唯一のトップ10入りを果たした。新華網が伝えた。
先シーズン広東サザンタイガースに復帰、全試合に出場したバスケットボールの易建聯選手は、全40試合の平均出場時間38分、1試合平均24.6得点、10.5リバウンド、ブロックショット2.6回の成績を残し、広東サザンタイガースの王座奪還をリードした。また、その華々しい活躍により、シーズンMVP、オールスターMVP、決勝戦MVPのタイトルを総なめ、CBA(中国プロバスケットリーグ)初の快挙を成し遂げた。
2012年の年収が1200万元(約2億円)だった易選手は翌2013年シーズン、中国男子チームがフィリピンに劣勢だった影響を受けることもなく、収入は200万元増、順位も1つ上がって第6位となった。
首位の李娜選手と第2位の林丹選手(バドミントン)を除くと、サッカー選手の軒並み収入アップが目立った。前年度、広州恒大のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献した主力メンバーはいずれも収入が大幅に増加、バスケットの易選手を上回った。鄭智選手は1900万元(約3億1千万円)と易選手を凌ぎ第4位、馮瀟霆・曾誠・黄博文・郜林・孫祥馮の各選手もトップ10にランクインした。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月28日